就職の経験が少ない(離職期間が長い場合)

 

< 就労までのイメージ >

就労までのイメージ01292.jpg【相談】
ご本人と実際にお会いし、病状や生活や希望について伺います。

【合同カンファレンス】
本人と本人をとりまく関係者(医療機関・役所・家族等)が集まり、就労の可能性を前向きに判定し、今後の就労に向けての計画書等作成します。

【役所の申請】
お住まいの役所に受給者証を申請に行って頂きます。受給者証が発行されれば利用が開始です。

【基本訓練】
@ タイムカード(日常生活リズム) A 食事作り(対話)
B 農園(体力チェック) C ボランティア(体力チェック)
D 公園ボランティア E 病状の再発チェック(Dr)

【応用訓練】
@ 一般就労体験 A 施設外訓練(テニス場の受付、清掃)
B 社会適応訓練 C 資格取得
D 病状の再発チェック


【就活支援】
@ 履歴書作成、面接の訓練 A 就職情報の提供
B マッチングのチェック  C 面接の同伴


【就労後支援】
@ 就労指導員の事前職場訪問
A わくわくワーク大石の職員が同伴しての就労開始
B 職場と就労指導員の定期連絡
C 主治医との定期連絡



<
就労までの考え方>


就労するにはいくつかのステップを乗り越えて行くことが必要です。

第1のステップ ・・・ 病状の安定性です。

これがなければ仕事はおろか日常生活も成り立ちません。極端な話、病院の入退院の繰り返しになってしまいます。
そのために大石では院長、看護師、精神保健福祉士などが診断検査、病状、服薬等を自らチェックあるいは他の医療機関、公的機関と連携を取りながらチェックし、病状が安定しているか、そして就労に適するかどうかを調べ、そして定期的にフォローします。
病状が安定しない時に面接試験をなんとか突破して入社しても、仕事をしていくうちに休みがちとなり、再発、そして入院となっては、会社にも迷惑をかけることになってしまいます。

第2のステップ ・・・日常生活能力です。

 朝起きて、食事をとって、服を着替えて、仲間に冗談の1つや2つ、夕方から風呂に入って、ネットで夜更かしもせず、風邪もひかず健康で...。
このような日常生活をこなす能力がないと、仕事はできません。
わくわくワーク大石では、日常生活能力を生活支援員が現場で見させて頂きます。
少々頼りない場合には AM8:30〜PM17:00(月〜土)のタイムカード、農園、ボランティア(公園の掃除)、食事作り、昼食会、夕食会等で日常生活能力の向上をめざして、生活指導員も協力させていただきます。


第3のステップ 
・・・職業生活能力です。

 定められた時間に、定められた場所で、会社の希望する作業を、職場の同僚と仲良く継続する、これが職業生活能力です。大石では導入時に基礎的能力のチェック目的で、ボランティア活動を自社の施設内でする以外は、基本的には外部で、職業生活能力の向上を目指します。
(@) 10年以上の障害者の訓練の経験のある10ヵ所以上の事業所で2時間程度の単独あるいは
複数での軽い訓練
(A) 医療法人大石クリニックが経営する、障害者に訓練、資格を取らせるために特別に設立
された介護施設での訓練

(B) 障害者が集団で請け負った仕事を穴をあけないようにする訓練
(C) 長年障害者の雇用に実績のある事業所に一般の人に混ざり給料等も同条件で複数の訓練
生が入れかわり立ちかわり訓練していく方法
(D)                                                                                                              



 と職業指導員が巡回して応援してくれる各種の訓練先を持っています。
健康に悪いタバコ銭ではなく、コーヒー代を稼ぎながら、職業生活能力の向上を目指すと同時に、自分自身をより深く洞察できるようになります。

第4のステップ ・・・就職活動です。

 まず定番のハローワークの使い方、履歴書作り、面接の練習は大変ですが、ベテランの職業指導員と共にやりましょう。
成功すれば良いのですが、何十社も履歴書を送っても不採用 あぁ〜気持ちも落ち込んでというのも現実です。東大の卒業証書が全ての会社の切り札にはなりません。横浜には多種多様な会社があり、多種多様な人を求めます。朝だけ2時間、週に3日だけ来て欲しい会社、例えば、クリニックの近くの店に東大卒業の兄ちゃんが面接に行っても、「おまえキャバクラに何の用ヤ〜!!」と恐ろしいお兄ちゃんが出て来たりして!そう、就活は組み合わせ、マッチングが大事です。

大石ではあなたが訓練していない間にも、就労支援員は会社に電話をかけ断られても断られても、次々と会社に訪問、営業活動を繰り返しています。もちろん全ての会社が障害者の採用に熱心であるとは言えませんが、必ず障害者の雇用に前向きな会社はあります。そしてそのような会社を見つけた時には、就労支援員は職場を訪問し求人条件、職務内容、雇用主の姿勢等を確認します。必ずあなたの条件や能力に合う会社もあるはずです。
そしてあなたとのマッチングを考えて、あなたが希望すれば、あなたの病名、病状、就労能力、訓練状況等を会社に伝えます。そして会社との面接が設定して、必要な時はその面接の場面にも就労支援員は同席します。
このような形で、面接、採用になりますと病名、症状、通院日、服薬等も隠すことなく就業でき、安心して安定した就労が継続します。

第5のステップ ・・・就労後支援

 会社に就職できても、すべてがOKとならないかもしれません。
あなたは自信があるかもしれませんが、職場の現場は障害者のあなたにどのように伝えればいいのか強い不安を持つのが普通です。大石では必要なら勤務開始当初は勤務現場に就労支援員が同席します。
またあなたが風邪で1日休んでも、上司は病状などの不安を持つかもしれません。あなたは十分なコミュニケーションができないかもしれません。
必要なら大石が間で調節に入ります。就労後にはフォローがあった方がベターと思います。